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BDR戦略における成功事例:LinkedInと手紙の活用でCXOアポを獲得する方法
リードではなく「会いたい人」に向き合うBDR戦略
顧客解像度を高め、買うべき人にリーチする
- BDRは「インバウンドリード」ではなく、「営業戦略に沿って会いたい人物・企業」をベースに構築。
- Tier分けされたターゲット企業ごとに、役職者を調査・精査し、SNS・メール・手紙などあらゆるチャネルで接触。
代表電話や一斉配信メールに頼らない
- マーケティングオートメーションでの一斉送信は実施せず、1to1マーケティングで高いコンバージョンを目指す。
- 顧客の時間と関心に見合う価値を「期待値調整」で明示することで、アポ率を最大化。
LinkedIn Sales Navigatorを活用したエンタープライズ開拓
2軸の検索アプローチでCXOを特定
- ターゲット企業を登録 → LinkedInに登録されている人物を特定(トップダウン)
- ターゲットペルソナを登録 → 部署・役職などの属性情報から人物を特定(ボトムアップ)
インメール(InMail)で1対1のDMを送信
- 月50通のInMailで、非接続のCXOにもダイレクトアプローチ可能。
- テンプレではなく、パーソナライズされたメッセージで返信率向上。
チャネル別成果
- 月50通で5件前後のアポ獲得(反応率10%)。
- 反応の半数以上がLinkedIn経由という結果。
マルチチャネル戦略の実践
使用したチャネル
- 手紙(レター)
- LinkedIn DM
- メール(既存のメールアドレス保有時)
- 電話(補完チャネルとして限定使用)
チャネル選定のプロセス
- ターゲット企業ごとに役員を特定し、チャネル(SNS・リード有無)を確認。
- 有効なチャネルすべてで個別アプローチを実施。
成果最大化に向けた工夫と成功要因
再現性の高い成果に繋がった要素
- Why You / Why Now(なぜあなたに / なぜ今)を明確化。
- 初回メッセージで「会えば得られる情報」を伝える期待値調整。
- 顧客の時間投資に見合う“価値の提案”がアポ率を押し上げた。
コスト優位性
- LinkedIn:月額6,000円程度 → 1アポあたり数千円
- 高単価な顧客(ACV/LTVが高い)には最適なチャネル設計
社内稟議・ROI算出と組織内推進のコツ
BDRチャネルの位置付けと説明
- SDRのようなインバウンド対応と比較されないよう、目的を明確化。
- 「ニューロゴ獲得のための投資」および「高LTV企業を獲得するための戦略的施策」として定義。
ROIの説明観点
- 高額な施策(広告・協賛イベント)と比べた低CPL
- CAC(顧客獲得コスト)やLTVから逆算した意義ある投資であることを上司に訴求
BDR人材に求められるスキルと資質
適性のある人材像
- 顧客解像度が高く、1to1マーケティング・営業経験を持つ人物
- 営業力に加えて、マーケ思考も備えたハイブリッド型人材
- 製品理解・コンテンツ作成力に優れ、自社製品に愛着を持てる人
外注と内製の切り分け
- オペレーション部分は外部支援を活用可能(例:Maroo)
- 一方、製品理解やコンテンツ設計などは内製でこそ価値を発揮
Marooの支援で得られた成果
- BDRにおける再現性のあるオペレーション設計が課題だった。
- Maroo支援により、明確なアプローチ設計と成果創出に成功。
- コンテンツ設計・シナリオ設計・接触手段の最適化を一貫したサポートが成果につながった。
無償プレゼント:テンプレート配布中
収録内容
- 実際に活用されたお手紙テンプレート
- LinkedInで使用されたDMメッセージ例
興味がある方は、ページ下部または概要欄よりダウンロードください。
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