【生産性200%向上】セールスエンゲージメントで実現する人的資本型インサイドセールスとは?

【生産性200%向上】セールスエンゲージメントで実現する人的資本型インサイドセールスとは?

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セールスエンゲージメントとは何か?

セールスエンゲージメントの定義と進化

  • セールスエンゲージメントは「インサイドセールスが使うマーケティングオートメーション」として定義される。
  • 顧客管理、データ取り込み、セグメント分け、パーソナライズ、自動化などの工程を1つのプラットフォームで実現。
  • 主な価値は以下の3点:
  • トッププレイヤーの行動習慣の再現
  • 活動の自動化・最適化
  • 営業活動の全データによるPDCA運用

歴史的背景

  • 起源はCRM(顧客関係管理)。1995年にCRM概念が誕生。
  • 2007年にクラウド型CRM登場。
  • 2008年に「セールスイネーブルメント」、2016年頃に「セールスエンゲージメント」という市場が形成。

インサイドセールスの進化:1.0から3.0へ

1.0:マンパワー依存

  • テレアポ中心。数をこなす労働集約型。

2.0:知識集約型

  • CRM・SFA・MAツールの導入。
  • データドリブンでのセールス。
  • 組織でのナレッジ共有を重視。

3.0:セールスエンゲージメントによる自動化

  • アクション設定・実行を自動化。
  • トッププレイヤーの行動を再現可能。
  • 組織全体の成果を最大化する仕組みづくりへ。

成果を生む「シーケンス」の活用

シーケンスとは?

  • あらかじめ決められた順序での自動アクション。
  • インサイドセールス業務を一部自立的に完了させる仕組み。

シーケンス活用例

  • リードへの複数回フォローを自動化(電話→メール→SNSなど)。
  • 属性やアクティビティに応じたパーソナライズメッセージ送信。
  • 多チャネル(LinkedIn、SMS、手紙など)を組み合わせた接点最大化。
  • トップセールスの行動パターンをテンプレート化し、再現可能に。

シーケンス活用のメリット

  • 個人のスキルに依存せず、組織全体の成果を底上げ。
  • 活動履歴と成果が記録され、ナレッジがリアルタイムで共有可能。
  • PDCAサイクルが加速、ナレッジの形式知化と内面化が進む。

導入のはじめ方と活用戦略

スタートポイントの推奨

  • インバウンドリード対応(SDR業務)から導入。
  • 一部リードソースで俗人的対応とシーケンス対応を比較検証。

チャネルの選定

  • 必ずしもマルチチャネルにする必要はない。
  • リソースの優先度によってメールのみ、フォームのみでもOK。
  • 展示会など大量リードが発生するタイミングでの活用が効果的。

効果検証のためのポイント

検証方法の基本

  • ラストタッチチャネルとステップの記録が重要。
  • 「どのステップ・チャネルが最も反応を引き出したか」を可視化。
  • 逆に効果が薄いステップを見極め、不要なアプローチを削減。

BtoC的発想の導入

  • 初回アクション後の“ゴールデンウィーク”に注目(例:ログイン後1週間以内の対応が最も効果的)。
  • BtoC CRMの考え方をBtoB営業に応用する潮流。

まとめ

  • セールスエンゲージメントは、トッププレイヤーの行動習慣を組織全体で再現し、成果の再現性と生産性を高める仕組み。
  • シーケンスを活用することで、個人の経験に依存しない営業体制が構築可能。
  • 最初は小規模導入からスタートし、効果を可視化しながらスケールするのが理想的。

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